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ウールについて

 

織じゅうたんのウールについて

コットンの約2倍、ポリエステルの約40倍の吸湿力とホルムアルデヒドなどの有害化学物質を約30年間、吸着すると言われているウール。

恵まれた気候と大自然の中で育ったウールは人にも地球にも優しい、sustainable「持続可能な」繊維。

大地の恵みを存分に受けた牧草を食べて育った羊の毛を人々が利用し、それが再び土に返され、土壌中で数年で分解し、貴重な窒素ベースの栄養素をゆっくりと地球に戻し、肥料のように働きます。

織じゅうたんでは、主に、ニュージーランドウール、英国ウールが用いられます。ウールと言っても様々な種類があり、これらをブレンドして使われます。

世界各地から集められた上質のウールは、紡績工場で紡がれ、優れた耐久性や弾力性を持った良質なパイル糸に仕上げられていくのです。






 
 

ウールの魅力

近年ではウールが、そのナチュラルな雰囲気などから女性を中心に人気を集めています。
織じゅうたんに使われるパイルは羊の毛から作られた繊維です。
こちらでは、ウールの持つ魅力について詳しくご紹介いたします。


しなやかな弾力
裸足になりたいほど踏み心地がいいのが、ウールカーペット。1本1本の繊維がもとにもどる力が強く、弾力があり、ふんわりとした柔らかい感触が得られます。子供達がふざけて転んでも硬質な床より、ショックを柔らかく受けとめます。また、立ち作業する女性の方やお年寄りのいるご家庭でも足腰の負担を軽減します。


自然の断熱材
ウールの繊維は縮れている(この縮れをクリンプと呼びます)為、断熱性の高い空気を含みやすく、冬場は室内の暖かさを逃さず、夏場はエアコンなどの冷房効果を高めます。


水をはじく素材
ウール繊維はその1本1本に保護層があり、スケールというウロコ状のもので覆われています。ウロコの外側を覆っている薄い膜が水滴をはじく為、汚れに強くシミが繊維の奥深くに浸透するのを防いでくれます。ウールは他の繊維に比べ3〜5倍も汚れにくいと言われ、ミルクやソースなどをこぼしてもラクに拭きおとせます。

ウールカーペットのシミ取り方法 乾いたソース動画


吸湿性が高い
ウールは、重さの3分の1までの湿気を吸収することができます。その吸湿性は通常の状態で綿の約2倍。ポリエステルの約40倍。4畳半のカーペットで、実に牛乳ビン7本分の湿気を吸収することができます。ウロコ状に重なりあったウールの表皮は、外部の湿気にあわせて、湿気を吸ったり吐いたりしますので、自然のエアコンの役割をはたしています。しかも、湿気を吸っても表面はぬれずに、ムレを感じさせずいつもサラっとしています。


呼吸ゾーンを守る
ウールカーペットは、繊維の中に微粒子(ほこり、花粉、ハウスダストなどのアレルギー性物質)をとり込み、日常の掃除機かけによって除去されます。アレルゲンを引き起こす物質をしっかりと保持している為、空気中に浮遊するのを防ぎ、自然の空気フィルターとして作用し呼吸ゾーンから守ります。ウールカーペットの使用と喘息またはアレルギーの発生率との間には関連性はなく、ドイツのアレルギーと喘息、スウェーデンのカーペットとアレルギーに関する研究結果で明らかにされています。


燃えひろがらない
ウールは、いうまでもなく動物性繊維。タンパク質および水分含有量を持ち毛髪や羽毛とおなじ。例えば炎にかざしても、先端に小さな黒いコブを生じるだけで火は消えてしまいます。さらに、ウールの繊維と繊維のあいだには、多量の空気が含まれています。この空気が、万一の際にも熱をたちきる壁となって働き、燃えひろがるのを防ぐのです。ウールは発火や炎が燃え広がる可能性が低く、(合成繊維)よりも有毒ガスが殆んど出ないことも最適の安全繊維なのです。


空気を浄化する
ホルムアルデヒドや二酸化窒素などの有害物質を吸着して、空気をきれいにする機能が備わっています。室内空気を30年まで浄化し続けることができると推定されています。ウールは室内空気を改善し、より健康的な作業環境と生活環境を作り出します。

ウールカーペットの室内浄化作用PDF


騒音を吸収する
ウールの繊維には、クリンプという自然の縮れがありますので、繊維と繊維が複雑に絡み合って空気の層をつくり、それが雑音や騒音を吸収してくれるのです。足音や話し声などの反響も防ぎ静かな生活環境をつくるためにも必要な機能も備えています。また、「発音性」「衝撃音に対する遮断性」「吸音性」のいずれの防音性能についても優れています。学校や病院などの施設では、ウールカーペットを敷くと安全性が向上するだけでなく、消音効果も向上すると言われています。ご家庭でもホームシアターやオーディオルームなど上質な音声を楽しむ空間に最適です。


ナチュラルで再生・生分解可能な繊維
ウールは、再生・生分解可能な繊維で。生分解可能な天然のたんぱく質からできています。これは人間の毛髪に含まれているたんぱく質にとても近いものです。廃棄されると、土壌中の微生物によって窒素栄養物を少しずつ放出しながら分解され、たった数年で土に還ります。まるで肥料のように、価値のあるものに変化し、そして新しい土から、芽生えた牧草により羊が成長するのです。



ウールはこれらの魅力に加え、自然な風合いと優しい印象から、様々な敷物に使用され多くの人々から愛されています。


 
 

カーペットの素材



カーペットにはさまざまな素材(繊維)が使われています。それら繊維の特長により、カーペットがもつ機能も変わります。
使用する場所や目的ごとに、カーペットを選ばれるとより快適な環境が実現します。
 

[天然繊維]

ウール
ウールは何千年もの昔からカーペット用の最適素材として紡がれて、織られてきました。現在もなお、ウールはパイル糸の最高素材として揺るぎのない地位をしめています。自然が生んだ素晴らしい繊維。

シルク
天然繊維の中でもっとも細く、独特の光沢、しなやかな肌触りなどの特長をもっています。また、保湿性、通気性など機能面でも優れています。


強度に優れ、硬く、丈夫なのが特長です。皮膚に触れたときの冷感がよく、さわやかな感触を与えます。また、熱伝導性にもっとも優れているので、夏にぴったりの繊維といえます。
 

[合成繊維、その他]

ポリエステル
摩擦に強く、シワになりにくく、形態安定性に優れています。日光や薬品にも強く、カビや虫に侵されないことや、吸湿性が少ないため乾きが早いなどの特長ももっています。合成繊維の中ではもっとも熱に強いといわれています。

ナイロン
他の繊維に比べて、屈曲弾性、摩擦強度が格段に優れており、耐久力があります。その特性から、歩行量の多い廊下、階段、ホールなど、業務用途を中心に幅広く用いられています。

アクリル
ふっくらとしてやわらかく、弾性や保湿性もあるのでウールに似た風合いをもっています。また、吸水性が少ないので汚れが付着しにくく、薬品に強いのでカビや虫害も受けないという特長を持っています。

ポリプロピレン
強度に優れ、繊維の中でもっとも軽いのが特長です。また、酸・アルカリなど化学薬品に強く、カビなどにも抵抗力があります。吸湿性がないため濡れても乾きやすい性質があります。


 



カーペットやラグにウールを選ぶのはなぜですか?
こちらのブログもご覧下さい。